SHOE POLISHING

"stay homeでも有意義な時間" をということで、

今回ご紹介するのは「SHOE POLISHING=靴磨き」です。

春の陽気が出てきた今ぐらいの天気だとポカポカ外で風を感じながら、まさに靴磨き日和だと思います。革靴もそうですが、スーツ同様しっかりとメンテナンスをしてあげることで寿命が大きく変わってきます。

"お洒落は足元から"という言葉があるように靴は誰しもがまず気にする大切なポイント。しっかりと革に栄養を与えることで靴全体の馴染みも早くなり、革靴本来の力を十分に発揮してくれる訳です。

今スーツ業界ではこの靴磨きが空前の大ブームとなっており、プロのシューシャイナーが現れたりbarを併設した靴磨き専門店が出来たり…近年では靴磨きの全国・世界大会があったりとその注目度はとどまるころを知りません。そんな靴磨きがより身近に感じられるよう今日は誰でも出来るメンテナンスを紹介していきたいと思います。

まず最初に、欠かせない作業の一つが"ブラッシング"です。なんかどこかで聞いたことがある様な気もしますが…そうスーツメンテナンスと一緒で革靴でもブラッシングは大切な作業として欠かせないものなんですね。スーツと少し違うのが、革靴の場合は2種類のブラシを使用します。

まず一つ目が、馬毛のブラシ。こちらは毛先が柔らかくキメの細かい毛先で革靴についた埃や汚れを落とすのが主な役割。次にもう一つ使用するのは豚毛ブラシ。こちらは固くコシのある毛質でクリームを均等に伸ばしてくれる役割があります。コバ周りやステッチ、履きジワなど細かいところまで念入りにクリームを均等に与えることがメンテナンス上とても重要になってきます。 

 

ブラッシングでもこうして2種類を使い分けることで、効果が全然変わってきますからまずは馬毛と豚毛でご用意することをお勧め致します。

次が作業です。まず最初は、今革靴に付いている汚れたクリームを落としてスッピンの状態にすることから始めます。そこで使用するのが"ツーフェイスプラスローション" この汚れ落としを使って革表面の汚れを落としていきます。前回のクリームが残ってしまうと、これから乗せるクリームが綺麗に乗らなくなってしまうのでしっかりと取り除いてあげることが重要です。

次にスッピンの状態になった革靴にシュークリームを塗り込んでいきます。シュークリームは、沢山のカラーがありますが本来の革色に近いものを選んでください。このシュークリームには、補色効果と革に栄養を与える働きがあります。ここで注意が必要なのがクリームのつけ過ぎ。片足に使用する量は、大体小豆1〜2粒分ぐらいの量でOK。豚毛ブラシを使用して靴全体に薄く満遍なく塗り込むのがポイントです。

今日ご紹介した「ブラッシング(馬毛)→汚れ落とし→クリーム塗り込み→ブラッシング(豚毛)」この作業が靴磨きの基本となります。この作業をしてあげるだけでも印象はガラッと変わりますから、今までやったことがなかった方もポイントをしっかり抑えてぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

⭐︎弊社ではすべての皮革関連業態に90年以上の長き渡り、靴仕上げ剤・靴クリームを提供してきた"磨きのプロ達"が創りあげたBoot Blackシリーズを展開しております。