DIARY

8月に入りまして一気に夏本番と言った厳しい暑さになりました。

弊社では、季節外れの秋冬物の入荷も始まっておりますので…今回は次のシーズン 2020AWの話をしていきたいと思います。

次のシーズンは、何を着て周りとは違ったスタイルを楽しもうかなーと考えると…まず最初に頭に浮かぶのはやはりダブルとスリーピースですね。ここ最近はずっとクラシックな雰囲気がトレンドとされていますが、今年の秋冬はそれの集大成がいよいよ来るのかなと言った感じ。

スーツの括りの中でもより品格ある雰囲気が楽しめるダブルとスリーピースをワードロープに加えておくことをまずお勧め致します。パンツもワンタックぐらいを入れながらゆとりを入れつつ、膝下や丈感はあくまでもスッキリ履きこなすことが大切です。

柄は、個人的に今季も太めのストライプが気になります。この柄ってビシッと体に合わせて着こなした時のオーラがもの凄いんですよね。今回の春夏も太めのストライプはオーダーを頂いておりましたが、今までとはガラッと雰囲気が変わる特別な柄だなと。リピーターの方も多かった印象です。

色は、アースカラーと言ったベージュやカーキのようなまわりとは一味違ったスーツが注目されておりますが、ビジネスシーンだと難しいかも…と言った印象です。

カジュアルOKな職場やお祝いの席には俄然お勧めですが、そこで変化をつけるならやはり安定のチャコールグレーやネイビースーツで、ダブルやスリーピースを一着仕立てておくことが何かと役に立つのかなと思います。トレンドカラーは、スーツよりもネクタイやチーフで楽しみたいですね。

今のスーツって"全部がど派手!"というよりも上質で良いものが求められている気がしていて、大人の余裕じゃないですけど、決めすぎよりもよりも"抜け目が無い完璧なスタイル"という形を目指していきたいなと考えております。

また、現代はコロナウイルスの影響が大きく、この数ヶ月でTPOに合わせたスタイルが重要視される時代へと一気に変化しました。私もお客様との会話の中でリモートやオフィスカジュアルという言葉を以前よりもよく耳にするようになり、時代の流れをひしひしと感じるばかりです。

すなわちそれって、ON/OFFの切り替えが大切だということにつながるんですね。

こうなってくると、どんな時にもサラッと羽織れば様になるジャケット単品でのオーダーも注目です。「固すぎずでもちゃんとしたイメージは作りたい。」これは最近カウンセリングの中でよく耳にするフレーズです。ジャケットオーダーの際でも、肩パットを抜いたり、秋冬でもあえて裏地を取り除いたりすることでどんな時にも着れちゃう軽快なジャケットを持っておくことが良いんじゃないかなと思います。忘れちゃならない秋冬感は、生地の雰囲気で醸し出せばOKです。

ジャケット単品でのオーダーの際は、柄物をお勧めしております。

上の写真のような千鳥柄ジャケットの場合、スラックスは黒を合わせてシンプルに。基本スラックスはシンプルなものが多いと思うので、ジャケットには柄物を合わせた方が実はコーディネートが組みやすいんですね。スタイルの幅もかなり広がります。

 

秋冬生地の展開は、8月中旬ぐらいからのスタートを予定しております。

詳しくはスタッフまでお気軽にご相談くださいませ。